体操教室復帰に向けての注意点

コビット19により、自宅待機、外出自粛により運動する機会が著しく減り、運動機能の低下や、好ましくない体重の増加、および体組成の変化、運動意欲低下など、各生徒さんの運動能力レベルの相違がある中、安全に体操教室を再開(運動再開)させるための注意点をまとめました。

施設と設備:清掃と衛生について

□殺菌消毒液(アルコール消毒・次亜塩素酸ナトリウム水など)を用いて使用する施設の接触する面を清掃する。

□マスクや手袋等の着用を検討する。※マスクをしての運動時のリスクを十分に理解すること。

□体操教室開始・終了後の手洗いを推奨し、手指消毒液等は設置する。

□使用する器具は、十分に消毒すること。

□ダンベル等必要なものは生徒に持参してもらうよう周知すること。やむを得ず共有するダンベルまたはスポーツ用具については、その都度消毒をすること。

□布タオル、雑巾の共有はしない。

運動の安全性:不活動期間後の運動再開時のリスク

□運動再開時から4週間程度では、運動強量・強度・および、運動ー休憩の比率の上限を調整する。

□疲労を残すような運動量・運動負荷、短期間で急激に心拍数があるような運動は避ける。

□毎回、準備体操、ウォームアップを十分に行う。

□長期不活動期間後の運動により、DOMS(遅発性筋肉痛)発生の可能性が高まることを考慮する。

□高温多湿環境下の場合、労作性熱中症に十分注意し運動内容を調節する。

リスクの最小化

□地域の新型コロナウイルス感染拡大情報をチェックし、自治体のおける活動制限、自粛要請等確認しその要請がある場合は遵守する。

□運動時は十分に生徒同士の距離を保つ、運動時以外の時間においても、生徒同士の交わりも考慮する。※更衣室や待合においてもソーシャルディスタンスを保つ工夫が必要。例)生徒が距離を置いて並べるようにマークを付ける。

□施設の換気を十分に行う。

□マスクを着用したまま運動した場合、水分補給を忘れたり、体温が下がりにくくなることがあります。十分に注意をしてください。

□マスクを着用したまま、いつも通りの運動を行うと、運動強度が上がることがあります。運動量・運動強度を落とすなど調整をしてください。息苦しさを感じた時はすぐにマスクを外すことや休息をとるなど、無理をしないでください。

参加者が遵守すべき事項

□体調がよくない場合は参加しないこと。

□同居家族や身近な知人に感染が疑われる場合は参加しないこと。

□マスクを持参すること(受付・着替え・運動を行っていない時の会話はマスクを着用すること。)

□まめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施すること。

□他の参加者、指導者との距離を確保すること。

□教室中に大きな声での会話等しないこと。

□教室参加後新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、速やかに指導者へ報告すること。指導者は施設管理者へ報告すること。

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